活動報告

食事摂取基準2025講座折り返し地点へ(2024年9月の活動)

 

残暑が厳しすぎた2024年9月。その期間は、主に食事摂取基準2025年版読み解き講座の運営をがんばっていました。そんな9月の活動報告をいたします。

 

食事摂取基準2025年版読み解き講座は折り返し地点

7月21日(日)に始まった「食事摂取基準2025年版読み解き講座」は、9月は、前半2週間でテーマ04のエネルギー産生栄養素、そして後半2週間はテーマ05の脂溶性ビタミンの項を読み進めました。

9月15日(日)にはLIVE講義3を行い、これまでの質問や、これから読み始める脂溶性ビタミン、水溶性ビタミンの項を解説しました。受講生のみなさんが楽しんで学んでくださっている様子がSNSの発信から伺えます!

受講生さんの感想1

受講生さんの感想2

 

各論の栄養素の項を読み進めましたが、結局はそれを理解するために総論の理解が必要!なんです。栄養素の項を読んでいるこの期間でも、総論の内容が改めて気になる受講生さんもいて、LIVE講義では総論に戻って解説する、という場面もありました。

そして、講座を通じて食事摂取基準が「ガイドラインである」「柔軟に活用するもの」ということが、受講生さんの中で定着してきた印象を受けています。実務への活用もうまくいきそうな予感がします!

この講座では、食事摂取基準を、疑問を残さずに真に理解しよう!という目標も掲げていますが、それを達成できていると思っています。受講生さんからも課題提出のたびに、お礼や感謝の言葉が届いていますよ!

講座の様子、オンラインサロンに参加いただければ、部分的に体験したり、のぞいてみたりすることができます。

(ちなみにこのオンラインサロン、今後、これまでの講座をオンデマンド配信するように準備中です。準備できたら真っ先にメルマガ読者のみなさんへ情報をお届けします。メルマガ登録してお待ちください。)

 

現在は1クール(2週間)の期間に読む量が膨大ですが、受講生さんはそんな中でもがばんばって課題提出してくださっています。全部で10ターム設けている講座期間も、半分が終了しました。終わりが少しずつ見えてきています。丁寧に質問対応しながら、引き続き受講生のみなさんと進んでいきたいと思っています。

食事摂取基準2025年版読み解き講座の詳細

 

9月のFOOCOMコラム:牛乳は飲んだ方がよい?への回答法

9月のFOOCOMコラムでは、「食品〇〇は健康によいと聞いたから食べたほうがよいのか?」とたずねられたときに、どう答えたらよいのか、牛乳を例に挙げて解説しました。

結局は、ある食品を「食べたほうがよい」「食べないほうがよい」という正解があるわけではないんですよね。その人の今の食習慣、健康状態、好み、など色々なことを考慮して、総合して、「その場合にはたくさん食べたほうがよい」とか「あまり食べないほうがよい」ということが判断できるようになります。答え方はいつも一通りに決まっているわけじゃないんです。

FOOCOMコラム2024年9月の記事
「牛乳は飲んだほうがよいですか?」への答え方

 

更新したnote記事

・9月3日(火)
健康の維持・増進に必要なのは食品ではなく含まれる〇〇〇!

食事と健康を考えるとき、食品が寄与しているかのように感じるかもしれませんが、実際に体の中で健康状態に寄与しているのは栄養素です。私たちは栄養素を食べるために食品を食べている。その関係性に気づいていますか?

 

・9月12日(木)
「牛乳は飲んだ方がよいですか?」への回答は?
食品にはたくさんの栄養素が含まれています。健康に必要な栄養素もあれば、摂取を抑えたい栄養素も同時に含んでいるんです。健康によいと思って食べた食品によって思わぬ悪影響がでることだってあります。

 

・9月17日(火)
抗酸化栄養素は一緒に摂ると効果的?(執筆論文紹介)
私が執筆した論文の内容を紹介する「執筆論文紹介」シリーズです。単独の栄養素の摂取量でなく、色々な抗酸化栄養素を合わせて摂取したときの効果を検討する方法があります。その方法を使った研究結果を紹介しています。

 

・9月25日(水)
疫学研究の始まりはチームづくりから!
研究って一人で孤独にやっているイメージがあるかもしれませんが、疫学研究ってたくさんの人のデータを集める「調査」を実施するので、その調査は実は研究者がチームになって運営していくんです。

 

その他

その他、コンサルティングをお引き受けしている会社へのアドバイス、研究・調査関連のアドバイスと作業補助、データ集計や報告書作成などを行いました。

秋は様々な調査、研究が活発に行われる時期です。というのは、多くの組織で、年度の始めに予算の使い方が決まり、そこで調査を行うことが決まって、準備して、それで調査が実際に行われるのが早くて夏から秋にかけて、というのが理由のようです。そのために、この時期はデータ集計の依頼が増え始める時期です。今年もそういったお仕事が忙しくなり始めました。せっかく収集したデータをただの「実施しました」で終わらせないで「ここから見えること」を今後の健康づくりに生かすために、分析のお手伝いなどをさせていただいています。

食事摂取基準に合わせて、もうひとつ運営中の「栄養疫学基礎講座」の受講生さんからは課題を提出いただいていており、それらに目を通し、丁寧に回答を作成しました。

個人的には、9月から10月初旬まで夫が単身赴任で不在となり、ワンオペ育児の毎日を過ごしながらこれだけの業務量をこなしていました。なかなかにハードでした!!

 

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