活動報告

食事摂取基準2025の講座が開講!(2024年7月の活動)

 

暑い夏の到来ですね!

梅雨明けしてから、熱中症アラートが頻繁に出されています。一方、パリオリンピックも開幕し、熱い応援も繰り広げられているところかな、と思います。

そんな2024年の夏は、来年から使用するために改定される、食事摂取基準2025年版を今のうちに学んでおくのに最適な時期かな(?)と思いまして、講座を開講しました。

そういった活動をしていた、2024年7月の活動報告です。

 

オンラインサロンYOORを公開

7月に開講となった「食事摂取基準2025年版読み解き講座」を、オンラインサロンYOOR内で行うことになりました。初めてオンラインサロンを開設することになり、操作法などの確認をしていました。開設したオンラインサロンはこちらです!

栄養学者こばやんと一緒に食情報の未来を作ろう会

 

せっかくサロンを開設したので、講座の運営だけでなく、それ以外の人でも中に入って、質問をしたり、講座の内容を少し閲覧したり、講座の一部コンテンツをおすそ分けしたり、といったサービスを提供しながらサロン全体を運営していくことにしました。最初の7日間は無料で、その後も低料金で気軽に参加できるプランの設定もあります。

YOORの公式なX(旧Twitter)アカウントからも、7月のおすすめコミュニティとして紹介いただいています。

7月のおすすめコミュニティをご紹介します

日々、ちょっとためになる栄養疫学の基礎知識を伝授しているつもりです。ぜひ参加いただけたらと思います。

 

食事摂取基準2025年版読み解き講座の開講

数か月前から準備をしていた「食事摂取基準2025年版読み解き講座」の説明会を7月7日(日)に行いました。説明会お申込み者の方には、私が自分の学習用にまとめた「食事摂取基準2025年版(案)変更点まとめ一覧」の資料をプレゼントしました。説明会には150人近くがお申込みくださいました。

最終的には合計で30人以上の方が講座参加にお申込みくださいました。第1回目のLIVE講義1を7月21日(日)に行って講座開始となり、現在は2クール目のテ―マ02を読み進めているところです。

こばやんと受講生の交流、受講生同士の交流もオンラインサロン内で行われていますし、配布資料や動画といった教材コンテンツもサロン内で配布しています。受講生さんの中には、自分でわからなかった用語を調べてその解説動画を作り、それをサロンの中で公開する人も現れるなど、自主的に勉強を進められている人もいます。その様子が見えるので、他の人にも刺激になりますね。私も受講生さんとのやりとりを楽しんでいます。

いただいた質問には個別に回答しつつ、Q&A集にまとめて、それを配布することもしています。他の人の質問とその回答って、読むと本当に勉強になりますね。自分が気づいていなかった、理解できていなところが明確になり、そして解決までできます。

講座の様子、オンラインサロンに参加いただければ、今からでも少し体験することができます。

サロンに参加すれば食事摂取基準2025年版(案)変更点まとめ一覧こちらでダウンロードできますし、更新前のQ&A01こちらでダウンロードできます。(受講生はその後刻々と更新されていくQ&A01の更新版を受け取って勉強しているところです。)

 

食事摂取基準の講座、やっぱり受ければよかった…という気持ちをお持ちのメルマガ読者さんもいらっしゃるようなので、この初期版リアルタイムでの講座運営がひと段落した来年1月以降、決定版として再販することも考えています。ひとまず今は、進行中のリアルタイム受講の受講生さんと一緒に、講座運営で駆け抜けたいと思います。12月8日の最終日に向かって前進していきます!

食事摂取基準2025年版読み解き講座の詳細

 

栄養疫学基礎講座もオンラインサロンにて運営開始

オンラインサロンでの講座運営を開始したことで、現在開講中の他の講座の運営もサロン内へ移行させました。ということで、現在は「栄養疫学基礎講座」も、このサロン内で開講中です。

こちらはオンデマンド形式で、自分の都合のよいときに動画講義を視聴して、自分で自学自習する形です。すでにこの新しいサロン内で基礎講座を受講してくださっている方もいらっしゃいます。

講座受講後も、他の受講生が質問をするたびにQ&A集は更新されているのですが、その更新版Q&Aをずっと見ることができる、修了生専用のアーカイブプランも運営することにしました。このプランはシークレットプランのため、一般には公開しておりません。アーカイブプラン参加中は、栄養疫学や栄養業務に関する質問を無制限に受け付けるという特典もついています。しかも、プランに参加中、別の講座の資料を一部閲覧できたり、基礎講座受講生以外のサロンメンバー全体と交流したりできるようにしています。すでに一部の修了生さんがこのアーカイブプランに参加してくださっています。日々、栄養疫学に関する様々なためになる情報を受け取っていただいています。

食事摂取基準のような実践ではなく、まずは栄養疫学の全般に関して、基礎固めをしたいという場合、基礎講座がお勧めです!

栄養疫学基礎講座の詳細

講座の全コンテンツを閲覧してみたい場合、オンラインサロンに「ビジタープラン」で参加すると見ることができます。最初の7日間は無料です。

 

7月のFOOCOMコラム:機能性表示食品の根拠論文の信頼度は?

7月のFOOCOMコラムでは、機能性表示食品に関する記事を書きました。

機能性表示食品の表示の根拠となっている研究論文に関しては、実施の方法や内容の伝え方に課題がありそうです。そういったことを明らかにした研究論文が今年の2月に発表されていました。どのような内容なのか、その論文を紹介しました。

FOOCOMコラム2024年7月の記事
その解釈は間違いかも!論文に基づいた広告の実態

 

更新したnote記事

・7月2日(火)
「通常の」とは違う?「量・反応関係」メタ・アナリシス
食事摂取基準の本文の中に、食事摂取基準の策定の際には「量・反応関係メタ・アナリシス」が「通常のメタ・アナリシス」よりも有用である、という内容の記述があります。これがどういうことなのか、解説しました。

 

・7月9日(火)
ひとり暮らし学生に「外食減らそう」は効果なし?(執筆論文紹介)
私が実施した、ひとり暮らしの女子大学生と家族と同居している女子大学生の食事の特徴を記述した研究を紹介しています。

 

・7月19日(金)
あれ?論文結果に基づいた食情報のはずがその実態は…
機能性表示食品の表示の根拠となっている研究論文に関しては、実施の方法や内容の伝え方に課題がありそうです。そういったことを明らかにした研究論文を紹介しました。

 

・7月24日(水)
野菜がダメなら果物でいいじゃない?
特に子どもの食事の内容をどうしたらよいのか、迷う保護者の方が多いようです。あまり難しい計算などはできないのは我が家も同じ!それで実行している我が家の方法をお伝えしています。

 

・7月30日(火)
はかるだけじゃない!正確な食事記録を作る舞台裏
研究で使えるレベルに食事記録法を正確に書くって、けっこう難しいことなんですよね。その舞台裏を実体験にもとづいて紹介しています。

 

その他

6月に行った、八重洲塾の講義に関しては、今後講座の内容を記録した冊子が作成されるそうです。講義内容をまとめていただきましたので、原稿の確認をしました。

 

コンサルティングをお引き受けしている会社へのアドバイス、研究・調査関連のアドバイス、作業補助などを行いました。

 

運営中の「栄養疫学基礎講座」の受講生さんからの提出課題には目を通し、丁寧に回答を作成しました。

 

来年度、非常勤講師を行うことになりました。大学生向けに疫学の授業を行います。その手続き等を行いました。

 

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