実践栄養疫学講座 Season2

~ 食事指導スキルアップ編 ~

 

もう食事指導に悩まない!

健康づくりのために食事の大切さを伝えるお仕事といえば色々ありますよね。その中でも「食事指導」は、食事改善実務の最前線で、対象者の方と接し、その方の食事改善をお手伝いする、とっても重要なお仕事だな、と思います。そして、憧れを抱き、いざその仕事ができることになったときには喜びとともに始められた方も多いのではないでしょうか。

ところが、そんな食事指導を実施している専門職の方々とお話しをすると、いざ始めてみるとけっこう悩みながら実務にあたっているとのこと。その悩みは大きく2種類ありそうです。ひとつは「何を伝えればよいか」への迷い。そしてもうひとつは「どう伝えればよいか」への迷いです。

私自身、食事を通じた社会の健康づくりに貢献していきたいと思っている身。志を同じくして、食事改善の最前線で奮闘しているみなさんには、ぜひ元気に自信をもって生き生きとお仕事をしていただきたい!と思っています。そのために何ができるか、悩みのひとつの「何を伝えればよいか」に関しては、私の専門の栄養疫学で解決のお手伝いができそうです。実際、栄養疫学の知識全般に学べる「栄養疫学基礎講座」、そして、食事指導のために必要なガイドラインを学ぶための「食事摂取基準2025年版読み解き講座」を開講し、それぞれたくさんの方が受講して、満足してくださいました(講座の感想ページはこちら)。

けれども、もうひとつの悩みの「どう伝えればよいか」は、心理学コミュニケーション学に関わる分野であり、それを私自身がお伝えするのは難しいと感じていました。そのために「食事指導に強くなる」というテーマの講座を開講したい!けれど、躊躇しているところがありました。

そんな中、産業保健の実務に関わる人たちを助けたい、という、根幹の想いが同じ専門家にお願いして、それぞれの専門分野の知識と経験を提供いただけることになりました。この専門家たちのお力をお借りして、「何を」の部分である、栄養疫学に基づいた食情報、食事指導方法の基本だけでなく、「どう」に関わる、心理学精神保健学医療コミュニケーション学に基づいた、情報の伝え方、モチベーションの引き出し方といったことを、ひとつの講座の中で体系的にお伝えできる機会を作ることができたのです!

約5か月間で食事指導に自信がつく!食事指導スキルアップのための講座を2025年7月に開講します!この講座を受講すれば、もう食事指導に悩む必要はなくなります!

 

講座シラバス

 

お申込みはこちらから。

 

講師と担当テーマ

5つのテーマを4人の講師で担当します。

7月:食事の知識の巻

実務の場面で活用できる食情報とその見極め方を学ぶ
担当:佐々木敏先生(東京大学名誉教授)

 

8月:食事指導の基本の巻

食事指導の理論の基本を学ぶ
担当:佐々木敏先生(東京大学名誉教授)

 

9月:食事アセスメントの巻

対象者の食習慣を聞き出す方法を学ぶ
担当:児林聡美(合同会社ヘルスM&S)

 

10月:やる気を引き出すの巻

対象者のモチベーションアップの方法を学ぶ
担当:関屋裕希先生(東京大学特任研究員)

 

11月:伝わるコミュニケーションの巻

対象者に指導内容を伝える方法を学ぶ
担当:後藤英子先生(東京大学特任助教)

 

7、8月担当の佐々木敏先生といえば、栄養疫学の大家、国の食事ガイドラインである食事摂取基準の策定に長年にわたって関わり、2025年版では策定検討会の座長も務められた大先生です。そして私の恩師でもあります。東大時代の授業の面白さでは立ち見もでるほど!東京大学を退官されて名誉教授となられた現在も、食事指導の実務に携わる栄養士の方々に研修会で講義を担当されています。そんな佐々木先生の講義受講でき、直接質問できる機会をこの講座の中で実現します!

10月担当の関屋裕希先生は、心理学がご専門です。臨床心理士の資格もお持ちで、キャリアコンサルタントとしても活躍されています。現在はメンタルヘルス関連の研究をされており、産業保健分野の専門家への講演も多数担当されています。著書「モチベーションの問題地図」(秘術評論社、2024)などもあり、エビデンスに基づいた産業保健活動の方法のヒントとなる知識を提供していただけること、間違いなしです。

11月担当の後藤英子先生は、医療コミュニケーションがご専門です。管理栄養士の資格お持ちで、以前は健保組合で、実際に保健指導(食事指導)に携わっておられました。実務をよりよくするために研究を学びたい、とアカデミアでのキャリアを積みながら、現在は再び実務の場面でこれまでに学んだことを活かしたい、と活動されています。企業などで産業保健分野の専門家への研修も多く担当されています。

そして9月担当は、私、児林聡美(こばやん)が講師を務めます。元東大助教で栄養疫学の研究者として9報の論文を発表してきました。その研究の中でも中心となったのは、対象者の食事内容を測定する方法、つまり、食事調査方法論の確立です。食事指導にも使える質問票を開発しました。講座では食事質問票BDHQの使い方も紹介します。

 

この講座で学べること

食事指導に必要な力を以下の5つの要素に分け、各要素をスキルアップするために必要な知識を習得できます。

✔食事指導に必要な食情報
✔食事指導の理論
✔対象者の食習慣の引き出し方
✔対象者のモチベーションの引き出し方
✔対象者への情報提供の仕方

これらの知識を総合的に手に入れることによって、食事指導に対する自信がつきます。
もう食事指導に対して不安をいただく必要はありません!

 

「何を」「どう」の両面をいっきに解決!

食事指導に対する不安や悩みは、多くの場合、「何を伝えたらよいかわからない」「どう伝えたらよいかわからない」の2つの悩みが入り混じっているようです。「何を」の部分は、栄養学、栄養疫学の知識を得ることで解決できます。けれども、保健分野の実務にあたる専門職の人たち、特に保健師さんなどが、栄養学をじっくり学べる機会はこれまでになく、困っていたことでしょう。今回は、食事の知識、食事指導の知識、食事アセスメント法の知識といった、栄養学の基礎を学ぶ機会を設けて、栄養学の初心者からでも理解できる内容が提供されます

さらに、「どう」の部分は、心理学、コミュニケーション学で解決していきましょう。単なる机上の空論ではなく、実務にいかに活用できるか、具体例を交えながらの解説で、必ず理解が深まり、実務にも活用できる内容が得られます。

このように、食事指導に必要なスキルを総合的に、各方面の専門家から直接提供される講座です!この機会を逃してしまうと、今後も食事指導で何をどう伝えたらよいかが分からないまま、不安を抱えることになるかもしれません。

 

講師と直接お話しする機会も!

講座内では、各月にそれぞれの分野の専門家からのオンライン講義の配信(メイン講義)があります。この講義の際は、担当講師の講義だけではなく、こばやんと講師との対談もあり、そのやりとりの中でさらに内容を深めていただけます。

そして毎月1回LIVE質問会を開催します。講師への質問の際には、こばやんがフォローを入れ、質問をしやすい環境を作る予定にしています。各専門家の講師の先生と直接お話ができる機会が持てる!夢のような環境です。その場で言葉に詰まっても、こばやんのフォローがあると思えば、安心して質問いただけること間違いなしです。

このLIVE質問会、公開配信になります。毎回5人くらいまで、配信現場の会議室に参加できるようにいたします。先生方に生で会えるかも!

 

オンラインサロン内での受講生同士の交流も!

講座の動画視聴は、オンラインサロン内で行います。その中には、サロン内の他の講座受講生なども交えての受講生同士の交流を目的とした「雑談ルーム」などもあります。そちらで情報交換することができます。仲間と一緒に学ぶことの楽しさも、感じていただける仕組みになっています。

 

こんな方におすすめ!

この講座は、食事指導に従事している人で、特に基礎的な栄養学、栄養疫学の知識に自信がない、食事指導の場面の対象者とのコミュニケーションに悩みがある、という人におすすめです。産業保健師さんたちなど、相当するでしょうか。
一方で、栄養学や栄養疫学の知識をある程度持っている、栄養士・管理栄養士の方々でも、食事指導には今は関わっていなくても興味を持っている人にも、おすすめします。

こんな方におすすめの講座です

✔食事指導に不安を抱えている
✔食事指導の知識は身についている!という自信をつけたい
✔対象者の食習慣を把握するのに難しさを感じる
✔対象者とのコミュニケーションをうまく作りたい
✔一緒に意識高く学べる仲間を作りたい

 

こんな方はご遠慮ください

反対に、こんな方は受講をご遠慮ください

✔他の受講生の批判をする
✔ひたすら受け身の姿勢で受講する
✔課題の提出期限などの約束を守らない
✔できない理由を人や環境のせいにする

 

カリキュラム内容

形式

オンライン講義オンデマンド配信+LIVE講義を併用
※LIVE講義へのリアルタイム受講が難しい場合は後日配信する動画受講可

 

受講期間

2025年7月1日~12月7日(約5か月間)

 

オンラインLIVE講義の日程(予定)

 7月27日(日) 14:00~16:00
 8月24日(日) 14:00~16:00
 9月28日(日) 14:00~16:00
 10月26日(日) 14:00~16:00
 11月23日(日) 14:00~16:00
 12月7日(日)14:00~16:00
※講師の都合により変更となる可能性あり

 

扱うテーマ

・7月食事の知識の巻;実務の場面で活用できる食情報とその見極め方を学ぶ
・8月食事指導の基本の巻;食事指導の理論の基本を学ぶ
・9月食事アセスメントの巻;対象者の食習慣を聞き出す方法を学ぶ
・10月やる気を引き出すの巻;対象者のモチベーションアップの方法を学ぶ
・11月伝わるコミュニケーションの巻;対象者に指導内容を伝える方法を学ぶ

 

スケジュール

各月のスケジュールを説明します。

・メイン講義の視聴
毎月7日までを目安に、講義動画をサロン内に公開します。
講師からの講義と、講師とこばやんの対談で構成されている90分程度の動画です。
ご自身の都合に合わせて、動画を視聴ください。

 

・課題の提出
講義動画公開から10日後ごろまでを目安に、課題に取り組んでいただきます。
課題として提出してもらうことは、「1. 今回初めて知ったこと」「2. (あれば)今回の内容に関する疑問・質問」「3. 感想」です。
オンラインサロン内の「課題」ルームに投稿してください。

 

・LIVE質問会への参加
各月の後半の日曜日に14時~2時間程度、オンラインLIVE配信で講義をお送りします。
この中で解説するのは、主に課題の2で提出いただいた、疑問・質問の回答です。
さらに、LIVE配信のため、その場で参加している方からの質問も受け付けます。
毎回、講義配信現場の会議室に5人程度、リアルで参加できるようにご準備します。

※12月は講義はなく、全体のまとめと振り返り、そして参加できる方と一緒におしゃべりする、お疲れさま会の予定です。

 

特典

以下のような特典をご用意しております。

■食事アセスメントツールBDHQの利用権を取得
9月の食事アセスメントの巻では、対象者の食事を聞き取るときに使える、簡易型自記式食事歴法質問票(BDHQ)を体験できます。科学的に妥当性が検証されたこの質問票を、その後、ご自身の食事指導の場面で活用いただく権利が得られます(BDHQを実際に使う際には別途利用料が必要)。

 

■こばやんへの質問は無制限
この講座に関する質問に加えて、食事指導に関する様々な質問、栄養疫学全般の質問など、こばやんへの質問は、講座期間中は無制限で受け付けます。いただいた疑問・質問には、講義の中での回答サロン内でのコメントなどでお返しする予定です。

 

■リアル食事会への参加
講座開講中、主にLIVE質問会の日の夜を使い、リアルの食事会の開催を検討中です。
LIVE質問会の配信現場にリアル参加いただいた後、こちらにも参加いただけます(飲食代は実費を別途いただきます。)

 

■受講生との交流
オンラインサロン内の投稿を使って他の講座受講生と交流することができます。

 

■他の講座の動画視聴や資料ダウンロードが可能
現在オンラインサロン内では「栄養疫学基礎講座」と「食事摂取基準2025年版読み解き講座」のを運営しています。講座期間中は、これらの講座の動画を視聴したり、資料をダウンロードしたるすることが可能です。これらの講座受講生として課題を提出することはできませんが、他の講座の雰囲気、学べることを確認する機会としてお使いいただけます。

 

■その他サロン内の企画に参加可能
オンラインサロン内では、おしゃべり会、質問会などこれまでに開催してきました。講座受講中に実施される「オンラインサロンメンバー」向けの企画には、ご自由にご参加いただけます。

 

■講座終了後1か月間はサロンへの参加が無料
講座の終了は2025年12月7日(日)のLIVE講義(お疲れさま会)が最後となります。けれども、その後2026年1月10日までは会費不要でそのまま、サロンに参加を続けることができます。その期間には、講座期間中に見ることができなかった講義動画や、その他の講座の動画視聴を行うことも可能です。

 

参加費

税込220,000円相当の講座を

税込79,800円 でご提供!

 

各月の1か月限定受講は 税込19,800円

 

お支払い方法

オンラインサロンYOORの決済サービス

(お申込みいただいた方へ詳細な案内をお送りします。)

 

ご参加の流れ

講座受講の場合はこちらのフォームからお申込みください。

フォームへのお申込み後に届くメールに従って、オンラインサロンのプラン参加とお支払いをお願いいたします。

 

参加者の声

これまでにこばやんの運営する各種講座に参加くださった方からは、満足!との感想をたくさんいただいています。その一部がこちらです。

・想像以上でした。他団体が主催する講座よりもエビデンスがしっかりしていて、ありがたかったです。これを基礎に自信を持って栄養指導にあたることができるのではないでしょうか。(栄養疫学基礎講座受講生様より)

・課題提出のメールや、課題のコメントが丁寧で、ここまでサポートしていただけるとは思いませんでした。さまざまな職種の方がおり、他の方の質問の回答も見ることができたこともとても学びとなり良かったです。(食事摂取基準2025年版読み解き講座受講生様より)

・何でもいつでも「質問ができること」で疑問が残らないことと、理解が深まることが大きな魅力だったと思います。(食事摂取基準2025年版読み解き講座受講生様より)

その他の感想はこちら

 

Q&A

Q:リアルタイム受講が難しいのですが。
→毎月のメイン講義はオンデマンド形式で配信します。ご都合のよいときに視聴いただけます。LIVE質問会は、どうしても参加できない場合には、後日配布する動画を視聴ください。
けれども、リアルタイムで質問を丁寧にすることもできますので、せっかく講師とお話しできる機会ですし、できる限りのリアルタイム参加をおすすめします。

 

Q:動画の視聴はずっとできますか。
→動画の視聴保証は2026年1月10日(講座終了後おおよそ1か月後まで)を予定しています。その後も視聴したい場合、質問をしたい場合などは、オンラインサロン内の「学び放題プラン」を購入いただくことで可能です。再度視聴して湧いた質問、疑問なども「学び放題プラン」に参加いただいている間はお答えしていく予定です。詳細は、講座受講生のみにお伝えいたします。

 

Q:課題締め切り後の質問などに対応してもらえますか。
→はい、講座期間中は、無制限で対応します。その後は「学び放題プラン」を購入いただくことで質問を続けることが可能です。
ただし、毎回の課題にしている質問には締め切りを設けており、その提出内容によって、LIVE質問会で講師の先生にお答えいただく質問を決めていきます。課題としての提出に関しては、短期間となり大変とは思うのですが、期限内に提出いただければと思います。

 

講座シラバス

実践栄養疫学講座2シラバス

 

おわりに

これまで食事指導に不安や悩みを持つのに、どの分野の知識を深めればそれが解決するのか…。そう思っていた人たちにとって解決になる講座になっています。栄養学の基礎が十分にない人でも、丁寧に講義を進めていきますので、心配は無用です。というよりも、栄養学初心者の方、大歓迎です。

もう食事指導には悩まない!」と思えるまで、全力でサポートさせていただきます。
ぜひこの講座で食事指導のために必要な知識を丸ごと吸収し、実務を進めるための自信をつけましょう!

 

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